知人が終活を初めて一番に行ったことは、手紙を書くということでした。
何かがあった際に、何も伝えられずに無念のまま終わってしまう可能性は大いにありえます。
2020年は新型コロナウイルスが流行。
罹ってしまった場合、病院で面会等を行うことができず、また、葬儀も見送ることもできないという状況でした。
新型コロナウイルスは気をつけていたとしても、いつ感染するかわからない。
最悪のケースも想定した上で、大事な気持ちを形にして残す作業が手紙を書くということです。
終活で手紙を書こう
知人は、家族(親、姉兄、甥っ子、姪っ子、その子供たち)への手紙をしたためました。
大切な人たちへ想いを綴る作業は、現実の物を処分すること以上に大切なことではないかと思います。
事務的な作業も大事にはなりますが、こういった作業ができるというのも終活を始めたからできることです。
終活で書く手紙の内容
今後は、エンディングノートを使って、想い以外に、延命治療や介護の件と現実なことを書き示して行かなければいけません。
なので、思う存分、書きたいことを書いていきましょう。
思い出、感謝、謝罪、依頼、愛等。
最後のお別れだと思い、伝えたいことを書き始めましょう。
残された者が不快にならないようにだけ注意です。そういうことはお墓まで持っていきましょう。
あくまでも大切な人への手紙です。
無理に書く必要はありません。
終活で書く手紙はいつ渡す
自身が亡くなったあとに届くようにするか、生前に手渡しするかどちらでも構いません。
知人は、生前に直接手渡しをすることを選びました。