終活体験談

オリンピック開催中の緊急事態宣言【コロナ終活492】

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おはようございます。終活生活492日目。2021年8月1日。

オリンピック開催中の首都圏3県と大阪に緊急事態宣言

新型コロナウイルスの感染再拡大で医療逼迫の報道に不安。
長期のステイホームに感染対策、これ以上に何ができるのか、自問自答する。
コロナウイルスワクチン接種は4月の予定でしたが、今月1回目の予約が取れたところ。
4月の時より副反応の報道も多く、不安が増す。

リスクをどう考えるか人によって違う、命の選択は自身で、

選択をしたのは自身であって欲しい。

それは経験して学んだことだ。

命の重みは人それぞれで感じ方が違う。

他人の人生を背負う覚悟はあるが、決める覚悟は持ってない。
選択肢によって結果が大きく異なるからだ。

選択肢を決めるのは本人で結果は本人にかえってくる。
当たり前のことを忘れてしまう。

あの時違う選択をしていたら、母はまだ生きていたのだろうか。

ステイホームでLINE・Zoomの利用増

ステイホームが長くなりコミュニケーション不足に、それを補ってくれたのがLINEのオープンチャットだ。

コロナワクチン接種の副反応の対処法に、内服薬の注意。
同じ病気を抱えた人達との情報交換にあるある話に励まし合い。
一度も会った事もない人達に助けられ、救われる。

一人ではないと。

理解者がいる。同じ痛みで頑張っている人達を身近に感じる事ができる。
コロナ禍でなければ参加していただろうか。

病院に行くと沢山の人が待合室にいるが、話しかけた事は一度もない。
病気の会にも入っていたが、短時間に多くの情報を得る事はできなかった。

また、辛い話は躊躇してしまう。

ここでは誰かが口火を開けば誰かが答える。その時返信できなくてもリプライをすれば話が繋がる。

移動・飲食・時間をかけなくても答えが見つかる。
辛い時に理解し励ましてくれる人がいる。

今までは病気を隠し相談相手もいなかった。
また、カミングアウトしても理解してもらうのは難しかった。

親・兄弟さえ理解していない。

何度、助けて・限界・無理・お願い・できないと言い続けたかわからない。

昨年の8月に限界が来た。
悔しくて、悔しくてたまらない。
内服コントロールができていたらと、自身の病を恨んでしまう。
あの時、あの時と、、、

あの日からもうじき1年になる。
母はあの時の選択を後悔していた。「私が間違えていたと」
母が選択した事だが、私には想像できた、こうなることを、それでも母の選択を尊重した。
最後の最後に、母は生きる選択をした。
その時家族は、、、

私達兄弟の関係は崩壊していた。

私には何もできなかった。
ただ病室に母の大好きだった食べ物を運び、看護師さんから症状を聞き、母を励ます事しか、、、最後の最後まで、亡くなってからも、母の大好きなお供えを作り続けた。

母の事はオープンチャットでは話せなかった。
病のせいで悔やんでいる人は沢山いるからだ。

終活におけるZoomの活用

コロナ禍で講義がオンラインで。
今まで講義を聞きに行くのに往復4時間。

それが、自宅で調理をしながら見ることができる。また最後の質疑応答まで普段と変わらない。何ていい時代なんだろうとコロナ禍なのに感動した。
今までは体調に左右され、行けない時のほうが多かったからだ。定期的に行って欲しいと思う。

一度楽を覚えるとつい聞いてしまう。
打ち合わせはZoomでできますか?

時間になったら繋げればいい、電話と同じだ。

オンライン診療。
通院に1日ががりが30分で。
ありがたいシステムだ。
在宅医療が変わる日が来るのだろうか。
今後の医療に期待したい。

ケアラー・ヤングケアラーを最近耳にする

私が出来ること。
自身の体験が力に。
オープンチャットのように身近な人達と繋がる事はできるのか。

母の思いを繋ぎたい。

医療従事者様。今日もありがとうございました。
無事に過ごす事ができました。
皆様の健康を願います。

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